>>697
P「(と言われてしまっては仕方が…っ!?」
P「この、タイミングで、くるのか…!?」
(心臓の辺りを抑えて、苦しみ出す音葉)
恵美「P、台車にコピー用紙の箱を載っけるのを手つだ…Pっ!?」
(苦しそうにしているPを見て、慌てて駆け寄る音葉)
P「め、ぐみ…」
恵美「この間(>>683)より長い、どうしよう…」
P「だい、じょうぶだ、おちつ、いてくれ…」
恵美「で、でも…!」
P「み、んなに、しん、ぱいを、させたく、ない…!」
恵美「(どうしたら…」
P「っ…ん?」
ザザッ
(ウマ娘次元)
T「ぐあっ…!?」
たづな「トレーナーさん!?」
(用があったのでトレーナー室を訪れたら、Tが苦しんでるところに再び遭遇する音葉)
T「また、か…!」
たづな「大丈夫ですか!?」
T「はぁーっ…」
たづな「やっぱり、救急車を…!」
T「それだけは、ダメだ、たづなさん…!」
たづな「どうしてですか、今も苦しんでいるのに!?」
T「異常が、診られない、と言われるのが、オチですから…」
たづな「でも…!」
T「それに、分かる、んですよ…」
たづな「分かる…?」
T「峠を越える、その感覚が…」
たづな「それって、死んじゃうって事じゃ…!」
T「舐めるなよ、たづな。いや、ミノル…!」
たづな「今はその名を…!」
T「心做しか、落ち着いてきたかもしれん…」
たづな「えっ…?」
ザザッ
(作中次元)
酸賀「久しぶりだね、北上くん。いや、今は『県立研究都市』の所くんか…」
P「双葉から聞いてはいたが、適合術を得るために随分とやったみたいだな…」
ショウマ「杏さんを知ってる…!?」
絆斗「『県立研究都市』って、愛増県最大の研究機関…」
酸賀「君も研究者の端くれだろ、俺がやろうとしてる事は分かるはずだ…」
P「はぁ、理解には及ばないがな…」カッ
(静かな怒りが瞳を再び紅蓮色に染める音葉)