つむ畑「あなた、事件当時あちらのお店で軽食をとっていたとおっしゃいましたよね?
そしてこうも言った、小腹を満たすのによく利用すると おかしいですね…それは
あり得ないんです あの中華料理屋…佐竹飯店は実は同僚の御実家でして私もよく
お邪魔するんですが、メニューの端から端までどこを見渡しても軽食と言えるような
メニューはないんですよ! ええ、確かにメニューには小盛と書かれたメニューは
たくさんあります、しかし実際に注文してみるととても軽食だなんて言える量じゃあない、
どれも冗談みたいなドカ盛りで出てくるんです 少しだけ食べて残した?それも
難しいでしょう あのお店はお残しにひときわ厳しいことで有名で、以前部下が
注文しすぎたもんだからって残して帰ろうとしたらとんでもない目にあったそうですよ
あなた、事件があったその時、本当はどこにいらっしゃったんですか?」
貴音「はて、嘘を申し上げたおぼえはないのですが…」